Fire TVのStream It Forwardプログラムが2024年に慈善団体のために200万ドル以上を調達した経緯
2025年3月26日 | エディトリアルライター、Cady Lang

Miguel Vazquez氏は、「ブラックホーク・ダウン」のような映画を見ると懐かしく感じます。退役軍人で、現在はThe Mission Continuesで個人寄付のマネージャーとして働いているVazquez氏の仕事は、コミュニティサービスを通じて退役軍人を力づけることに役立っています。2024年には、お気に入りの映画をストリーミングするだけでそれが可能になりました。
The Mission Continuesは、昨年Stream It Forwardのブランドスポンサーシッププログラムを通じてFire TVから寄付を受け取った14の慈善団体および組織のうちの1つでした。ブランドスポンサーとコンテンツプロバイダーが選んだ慈善団体のために資金を調達することを可能にするこのイニシアチブは、2024年に画期的な成果を上げました。2023年の6つのキャンペーンから2024年には14のキャンペーンになり、わずか1年でなんと100%以上も増加したのです。そのキャンペーンの1つは、慈善基金の受給者としてThe Mission Continuesを選んだNavy Federal Credit Unionと連携して実施されました。1か月にわたるキャンペーンの間Fire TVのユーザーは、「グローリー」、「ア・フュー・グッドメン」、「ブラックホーク・ダウン」のような軍隊の登場人物が主役の映画をストリーミングできました。このキャンペーンは視聴者の共感を呼び、厳選されたコンテンツが70,000時間ストリーミングされ、The Mission Continuesへの募金総額は70,000ドルに達しました。
「Stream It Forwardキャンペーンは素晴らしいアイデアだったと思います」とVazquez氏は語ります。「このような特定の映画を見ているのは私だけではないこと、VSOコミュニティのより大きな利益に貢献していることを知り素晴らしい気分になりました。さらに感謝できるのは、これらの寄付が多くの退役軍人が積極的に利用している信用組合(Navy Federal)からのものだったことです。これは革新的なアイデアだったと感じており、全国の資金不足のコミュニティにおける私たちのミッションと同じように、今後も続くことを願っています」
Navy Federal Credit Unionの最高マーケティング責任者であるPam Piligan氏は、「イノベーション、コラボレーション、そして還元することへの情熱の共有を通じて、HAQMのStream It Forwardイニシアチブは注目を集めただけでなく、信頼できるパートナーであるThe Mission Continuesのために70,000ドルという驚異的な寄付金を集めました」と述べています。「この成功は、革新的なメディアを支援するとアイデアが意味のあるインパクトになりうることを証明しています。」
2019年に創設されたStream It Forwardプログラムにとって、2024年は、これまでで最もインパクトの強い年となりました。HAQMは、General Mills、Tylenol、TIAA、BISSELLなどの幅広い参加ブランドと協力して、National Park Foundation、Women’s Sports Federation、First Generation Investors、BISSELL Pet Foundationなどの組織や慈善団体を支援しました。
各キャンペーンで、Fire TVとHAQM Adsはブランドと協力して独自のイベントやキャンペーンを作成し、視聴者が何を視聴すれば良いのかに関するガイドを公開することで、選択したブランドの慈善活動を支援するよう促しました。視聴者がFire TVで特定のコンテンツをストリーミングすると、HAQMがストリーミング再生の1時間ごとに1ドルを寄付しました。これにより、これらの慈善活動への募金は視聴者にとって魅力的で楽しいことになりました。
消費者は、このようなキャンペーンを支援したいと強く願っていることを示しています。2023 Higher Impactレポート(HAQM AdsおよびEnvironics Research)によると、世界の消費者の70%は、商品を購入することで意思表示できると考え、善良な市民であるブランドを支援したいと考えています。Stream It Forwardと連携することで、ブランドはお気に入りの慈善団体を支援することで自社の価値を示すだけでなく、ブランドのお客様もこの支援に一緒に参加するよう招待するというまたとない機会を得ることができます。そして、各イベントとそれに対応する厳選されたコンテンツは、彼らが選んだブランドや慈善団体にはたらきかけるために特別に監修されました。
昨年は、Stream It Forwardが HAQM Musicという新しい分野に進出したということでも注目すべき年でした。2024年、HAQM Ads Brand Innovation Labは退職サービスプロバイダーのTIAAと協力して、伝説的なラッパーでプロデューサーのWyclef Jean氏に金融レガシーについてのオリジナル曲「Paper Right」を書いてもらいました。 その後、このキャッチーな曲はTIAAのStream It Forwardキャンペーンのセレクトコンテンツとして取り上げられ、HAQMは「Paper Right」がストリーミングされるごとに1ドルを、TIAAが選んだ慈善団体であるFirst Generation Investors(FGI)に寄付しました。FGIは高校生に投資の力について教える非営利団体であるため、世代を超えた富を築くことの重要性を語るこの曲は、特にふさわしいものとなりました。この曲は、HAQM Musicで最初の10日間に100,000回以上ストリーミングされ、間違いなく共感を呼びました。1

The Mission Continuesを支援するNavy Federal Credit UnionとのStream It Forwardのキャンペーンで取り上げられたコンテンツの一部
First Generation Investorsの共同創設者であるCole Mattox氏は、このキャンペーンを通じたTIAAとFire TVの支援は組織にとって不可欠であり、将来に役立つだろうと述べています。
「これまでに3,000人以上の学生がプログラムを修了しました」とMattox氏は語ります。「HAQM Fire TVとHAQM Musicの支援は、より多くの学生の投資口座への資金提供にとって有益で、若者に投資について知ってもらい続ける点で役立ちます。」
HAQM Ads Brand Innovation LabのディレクターであるKate McCaggにとって、TIAAとWyclef Jeanとの魅力的なコラボレーションは、Stream It Forwardがこれほどインパクトのあるイニシアチブとなってきた理由の代表例です。
McCaggは昨年行われたJean氏とTIAAの最高ブランド責任者Zara Mirza氏とのインタビューで「このキャンペーンは、退職後のための貯蓄のような、深刻で無味乾燥なテーマであっても、感情的にも文化的にもつながる方法で取り組むことができることを示す素晴らしい例です。」と語りました。「音楽の力を活用してつながり、行動を促すことや、人々が参加しやすいようにすることで、このキャンペーンはブランドの認知を高め、より広い目的を果たすことができました。」
2024年が終わり、Stream It Forwardは、HAQM Ads Brand Innovation LabとHAQM Musicの「Louder Than Cancer」キャンペーンにより、2025年にさらに拡大していきます。2月初旬にWPPにより開始されたこのプログラムでは、メリッサ・エスリッジ、H.E.R.、イマジン・ドラゴンズ、ブレイク・シェルトンの曲を含む専用のHAQM Musicプレイリストが取り上げられました。HAQM Musicは、プレイリストで選ばれた曲のストリーミング1回につき、ASCO FoundationのConquer Cancerに1ドルを寄付します。Stream It Forwardの寄付がHAQM Musicから行われるのは初めてのことです。
1 HAQM Music for Artists、2024年1月。