事例

SEVEN BEAUTYは外部制作の動画広告でCPC11%減を達成し、成果を実感

seven beauty

使用したプロダクト

目標

アプローチ

  • スポンサーブランド広告で汎用できる動画を作成
  • スポンサープロダクト広告で実績を伸ばしている商品検索ワードを軸としたキーワードターゲティングと、商品ターゲティングの両方を採用
  • 以前は自社制作の動画で広告配信していたが効果を実感できず、今回は動画制作会社を使って静止画を組み合わせた短い15秒動画で展開

結果

  • CPC 11%減: 2024年12月時点で対類似キャンペーン比11%減
  • ACOS 5.2%減: 2024年12月時点で対類似キャンペーン比5.2%減

SEVEN BEAUTY株式会社(ブランド名: セブンエステ)は、2000年に東京で創業し、HAQM.co.jpで20以上のカテゴリにまたがる商材を扱う総合美容専門メーカーです。HAQMにおける出荷元としての信頼度向上のためにFBAを活用開始したのち、2017年に商品の認知拡大や売上増加を期待してHAQM Ads運用を開始しています。

動画広告の戦略見直し

スポンサープロダクト広告スポンサーブランド広告スポンサーディスプレイ広告を抱き合わせで運用していた当社ですが、動画広告に関しては以前に自社制作のクリエイティブを使って試したものの成果を実感できず、2024年8月に初の試みとして外部の動画制作会社とタッグを組みました。

動画を外注するメリット

ビデオの制作を自社ではなく外部に依頼するメリットとしては、「工数を割かないこと」と榎本氏は強調します。また、ビデオ構成という面でも自社では盛沢山になっていた動画も、外部のプロが客観的な目で制作することでよりシンプルに。

スポンサーブランド動画広告用の外部制作動画

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HAQMの動画広告では露出時間が短いため、(自社制作ではやっていなかった)静止画を組み合わせた動画でも動きをつければ他社広告と比較しても見劣りせず、むしろシンプルで見やすいと感じました。

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– セブンビューティー株式会社、ECモール担当、榎本 浩樹氏

「唯一のデメリットは修正のスピード」と榎本氏は振り返りますが、キャンペーンの結果を踏まえ、少額のコストがかかったとしても今後も外部制作を検討したいとのことでした。

スポンサーブランド動画広告のキャンペーン設定

広告の知見が高い当社は、スポンサープロダクト広告で効果的に運用できているキーワード等を軸に、以下の通りキャンペーン設定を行いました。

  • 日予算: スポンサープロダクト広告の3分の1
  • キャンペーン目標: ページの訪問数、クリック単価(CPC)
  • 入札額: スポンサープロダクト広告の半分の入札額からスタート
  • 遷移先: 商品詳細ページ
  • ターゲティング: キーワード(全マッチタイプ)と商品ターゲティング(カテゴリー)

成功指標として、動画広告開始後は新規顧客獲得率、CPC、ACOSコンバージョン率インプレッション数をモニタリング。定期的に成果を確認し、入札額などの微調整を行いました。

効果的な動画クリエイティブと広告設定で見えた成果

「露出枠が増えることで商品の認知につながり売上増加を狙えるため、今後も動画広告を活用する予定です」と榎本氏は語ります。2024年8月から始めた動画外注の取り組みで、重要な成果指標の一つであるクリック単価は12月時点で1クリックにつき36円となり、動画制作を外注していない動画広告の47円と比べて23%下がっています。1また、トラフィックが増加する12月にも関わらず、6.1%のACOSをキープし、他キャンペーンの平均ACOS11.3%と比較しても効果的に広告運用ができている事を実感しています。2

  • CPC 36円: 対類似キャンペーン比11%減
  • ACOS 6.1%: 対類似キャンペーン比5.2%減

1~2 SEVEN BEAUTY 株式会社による提供データ、日本、2024年12月。結果は、広告主様であるSEVEN BEAUTY 株式会社のキャンペーンを反映したものであり、将来の成果を示すものではありません。