FlywheelがHAQM DSPで広告予算を最適化しながらLogicoolのおすすめ商品の売上を97%アップさせる

デマンドジェネレーションキャンペーンに高い予算を配分する

Flywheelは、さまざまな広告タイプの貢献度を把握するために、HAQM Marketing Cloud（AMC）を使用して重複効果分析を実施しました。同社は、戦略的商品の場合は特に、複数のキャンペーンを組み合わせることがミッドファネルの検討段階で特に効果的であることに気付きました。

Flywheelはまた、HAQM DSPとスポンサー広告の両方を目にしたお客様の購入率が、スポンサープロダクト広告のみを目にしたお客様よりも9,067％高いことに気付きました。お客様が目にする広告対象商品が多ければ多いほど、コンバージョン率は高くなります。LogicoolはFlywheelの調査結果に基づいて、デマンドジェネレーションキャンペーンを促進するために、広告予算の大部分をHAQM DSPに割り当てました。

さらに、FlywheelはAMCを使用してHAQM DSPへの投資を視覚化することで、ラストタッチアトリビューションだけに頼るのではなく、ファーストタッチアトリビューションの価値をLogicoolが理解できるようサポートしました。また、より費用対効果の高い運用を実現するため、スポンサープロダクト広告の入札額を時間帯ごとに最適化しました。

カスタマージャーニーを視覚化して効果的なタッチポイントを見つける

Flywheelは、キャンペーンタイプ、ターゲティング目標、およびクライアント商品カテゴリー別に整理されたHAQM Marketing Cloudダッシュボードのインサイトを使用して、最初の広告コンタクトからの購入過程を視覚化し、コンバージョンにとって最も効果的なタッチポイントを特定することができました。分析の結果、HAQM DSPがコンバージョンに最も貢献したのは、「マウス」や「キーボード」など、スポンサープロダクト広告のブランド以外のキーワードを使用した場合でした。 これにより、需要を促進するためのオフサイト広告の重要性がさらに高まりました。

スポンサーブランド動画広告による宣伝で、購入ファネルを通じてユーザーを誘導する

購入過程の分析は、Flywheelがマーケティングファネルにおける機会の損失を防ぐため、最も効果的な投資配分を評価する上でも役立ちました。ファーストタッチアトリビューションおよびラストタッチアトリビューションの分析により、ファネルの検討段階と購入段階を橋渡しする上で、スポンサーブランド広告が重要な役割を果たしたことが明らかになりました。

スポンサーブランド動画広告は、購入ファネルを通じてユーザーを誘導する上で強い影響力を持つことがわかり、コンバージョン率の上昇につながりました。Flywheelは、Logicoolの商品ラインから、販売準備ができている優先HAQM Standard Identification Number (ASIN)を特別に選択し、動画による宣伝を行いました。同社は、HAQMストアでのデスクトップおよびモバイルの検索結果のブランド認知度を高めるため、心を揺さぶるクリエイティブを選び、動画を中心としたマルチタッチポイントキャンペーンを作成しました。

ブランド新規顧客、コンバージョン率、戦略的製品の全体的な売上を増加させる

Flywheelは、Logicoolのベストセラーであるトラックボールマウスの売上を前年比で97%増加させることに成功しました¹。同じ商品のコンバージョン率は前年比で2.7%上昇し²、ROASは52%減少しました³。ブランド新規顧客（NTB）も前年比で82%増加しました⁴。

出典：
¹⁻⁴ Logicool、日本、2024年。